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【2023年8月】電動キックボードおすすめ人気ランキング5選

電動キックボードおすすめ人気ランキングアイキャッチ

 

法改正や事故、交通違反の報道などでなにかと話題の電動キックボード、アメリカやヨーロッパでは以前から手軽な移動手段として親しまれていました。

 

本邦では2023年7月1日付で特定の保安基準をクリアした電動キックボードを、特定小型原動機付自転車と位置づけ16才以上なら免許不要で公道を走行できるようになりました。

 

注目度の上がっている電動キックボード、これから通勤通学、近所の足にと活躍してくれることでしょう。

 

そこで今回は人気電動キックボードのおすすめランキングを作ってみました。ぜひご購入の際の参考にしてみてください。

 

電動キックボードでまず知っておく事

前述のとおり2023年7月1日付の法改正で特定小型原動機付自転車という扱いの電動キックボードが新たな枠組みとして設定されました。

 

しかし現在市場では免許不要で公道走行可能なモデルと要運転免許のモデルが混在して販売されています。

 

まずは電動キックボードの新ルール特定小型原動機付自転車について確認していきましょう。

 

特定小型原動機付自転車とは

以下が特定小型原動機付自転車の要件です。

 

  • 電動で定格出力が0.6kW以下であること
  • 長さが190cm、幅60cm以下であること
  • 最高速度が20km/h以下であること
  • AT機構であること
  • 最高速度表示灯が備えられていること
  • 走行中に最高速度の設定を変更できないこと

このような条件になっています。またこの要件を満たせばバイクのように座って走行するタイプも登録可能です。

 

公道を走行するために必要なもの

これらの要件を満たした上で公道を走行するためには、国交省が定めた基準の保安部品が装着されていることが必要です。

 

主な保安部品としては

  • 前照灯
  • 方向指示器
  • 尾灯・制動灯
  • 2系統以上のブレーキ
  • 最高速度表示灯
  • 警音器
  • 後部反射板

などです。これらを装着しないで走行した場合交通違反として罰金を払うことになってしまいます。

 

特に海外製のモデルは保安部品がついていないことが多いので注意が必要です。

 

購入時には必ず確認しましょう。

 

これらに加え購入後ご自身で用意して頂く物として、ナンバープレートと自賠責保険があります。

 

ナンバープレートの申請は市町村区役所で無料で申請でき、自賠責保険はコンビニ等で契約することができます。

 

ナンバープレート申請時には印鑑、身分証明書、販売店から発行される販売証明書が必要です。

 

必須の要件となっているので必ず手続きしましょう。

 

安全快適に公道を走行するための目安

公道を安全快適に走行するため目安としてタイヤの大きさや種類があります。さまざまなタイヤのモデルが存在しますが、タイヤのサイズが8インチ以上と以下とでは大きく走行性能に差が出てきます。荒れたアスファルトや段差のためになるべく大きいタイヤのモデルを選ぶと安全快適でしょう。

 

タイヤの種類としては自転車のような気体の入ったタイヤ、気体の入っていない硬いタイヤなどがあり、サスペンションを装備したモデルなどもあります。

 

タイヤの振動吸収性は走行時の快適度疲労度に直結するのでしっかりチェックしたいポイントです。

 

またハンドルの高さを調節できるモデルは、自分に合った高さに調節することにより走行姿勢が安定し安全快適に走行できるでしょう。

 

そして努力義務となっているヘルメットですが、電動キックボードが公道を走行する車両の中で圧倒的交通弱者である事を考えると着用する方が賢明かと思います。

 

おすすめ人気電動キックボードランキング

電動キックボードランキングアイキャッチ

 

ここからはおすすめの人気電動キックボードランキングです。

 

公道走行可能かつ免許不要というモデルを集めましたが、購入前に必ずご自身で諸元等をご確認下さい。

 

1位 SWALLOW ZERO9 Lite

神奈川県川崎市に本社を構えるSwallow合同会社の Zero9 Liteは市販の電動キックボードで初めて国土交通省の性能等確認制度に適合した電動キックボードです。

 

既存のモデルZERO9を特定小型原付仕様に変更したモデルで、低速でのトルクに重点を置いた設計となっており、比較的急な勾配でもしっかりと登坂することができます。特定小型原付枠で限られたパワーながら、しっかりと考えられた仕様となっています。信号の多い道路でも安心ですね。

 

また9インチの空気タイヤが装備されていて安心の安定性です。オプションとして更に安定性を高めるワイドタイヤやパンクレスタイヤなどが用意されています。

 

航続距離は30km最高時速は20km/h、コンパクトに折りたためて室内や車のトランクなどに収納することができます。

 

30日間初期不良保障と最大6ヶ月の製品保証がついていて初めて電動キックボードに乗る方にも安心のサポート体制になっています。

 

航続距離 ~30km 最大負荷 100kg 重量 18.5kg 折りたたみ 可 公道可能 免許不要

 

SWALLOW公式ストア

 

2位  KINTONE Model One S

KINTONEは2015年からミニセグウェイなどの電動モビリティを作成・販売している国産メーカーで公式サイトでは職人の作る国産部品へのこだわりが語られています。

 

Model One Sは茨城県の自社工場で作られ、最近では珍しい純国産の製品です。

 

Model One Sの特徴はその無駄をそぎ落とした洗練されたデザインと小さな駆動音で、社名の如くまるで筋斗雲に乗っているようにスムーズに道路を走行できるでしょう。

 

タイヤサイズは8.5インチ、バッテリーは初期搭載バッテリーで航続距離18km、別売のグレードアップバッテリーで航続距離30kmとなっています。防水機能も明記されていてIPX3の防水とのことです。

 

また家電量販店での流通にも力を入れており、ヨドバシカメラビックカメラなどで実車を見てみることができるのも嬉しいところです。

 

航続距離18km又は30km(※グレードアップバッテリー時) 最大負荷 100kg 重量14㎏

折りたたみ 可 公道可能 免許不要

 

KINTONE公式ストア Model One S

 

3位 COSWHEEL MIRAI T Lite

E-bikeなども取り扱うブランドCOSWHEELからは500wの強力モーターが自慢のMIRAI T Liteです。バッテリー容量も大きく航続距離はなんと80km(別売20Ahバッテリー時)、前後サスペンション装備など充実のスペックです。勾配の多い都内や移動距離の長い郊外などでは嬉しい仕様です。

 

さらに着脱できるサドルで原付バイクのように座って走行することもできます。

 

防水にも気を配っており、万が一浸水した際のため排水用の穴が設けられいます。防水機能はIP65とのこと。

 

ただその分重量は22kgと重く女性や子供には多少取り回しにくいかもしれません。

 

カラーバリエーションは6色展開、これから公道に電動キックボードが増えていく中、人と被りにくいのは嬉しいですね。

 

航続距離 35~45km又は70~90km(※オプション大容量バッテリー時)最大負荷 120kg 重量22kg 折りたたみ 可 公道可能 免許不要

 

COSWHEEL公式サイト  MIRAI T Lite

4位 FUGU INNOVATIONS JAPAN MEISTER.F(MF-EKRSA01RW-BK)

シリーズ売り上げ台数日本一(公道走行不可モデル含む)を誇るMEISTER.Fシリーズ、その最新モデルMF-EKRSA01RW-BKはシンプルさと大ぶりのバックミラーが特徴です。

 

各種装備を必要十分に抑え、比較的安価な価格設定となっています。

 

足回りは前輪がディスクブレーキ、後輪はドラムブレーキという構成、液晶もシンプルなデザインで視認性〇です。

 

何よりの特徴として自転車販売チェーンのダイワサイクルにて修理対応を行っている点があります。全国107店舗展開でもしもの時も安心です。

 

航続距離 30km 最大負荷 N/A 重量 15.5kg 折りたたみ 可 公道可能 免許不要

 

FUGU INNOVATIONS JAPAN公式サイト MEISTER.Fシリーズ

 

5位 RICHBIT ES1 Pro

”誰もが楽しめる未来の移動手段”がコンセプトのES1 Pro、軽量なアルミニウム合金製のボディで業界最軽量の13.8kgを達成しています。

 

前輪にはサスペンションを装備、多少の段差なら気にならないほどでしょう。

 

カラーバリエーションは4色展開、もちろん折りたたみも可能です。

 

航続距離は20km~25kmと控えめですが必要十分でしょう。

 

ちなみにこちらもお値段控えめ。

 

航続距離 20km~25km 最大負荷 100kg 重量 13.8kg 折りたたみ 可 公道可能 免許不要

 

YAHOO!JAPANショッピング JPStars Online Shop  RICHBIT ES1 Pro

 

まずはレンタルから

最近話題で気になる電動キックボードですが、まずは買う前に試乗をしてみる事をおすすめします。店舗での試乗も良いですが、もっと手軽なのはレンタルです。

 

レンタルの相場は1時間当たり1000円~1500円とサービスによって様々です。

 

なかでも代表的なサービスとしてはLuupBird Japanなどがあります。

 

アプリなどから簡単に利用できるレンタルサービスが多いので、ぜひ試してみてください。

 

まとめ

ここまでいろいろなモデルを紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。お気に入りのモデルは見つかりましたか?

 

ぜひこの記事を参考に購入を検討してみてください。

 

皆様が安全安心で軽快な電動キックボードライフを送られることを願っています!